コンサート

人に誘われており、ある歌手のコンサートに行ってきた。

その歌手は今日の歌を1時間聞くと、僕が3時間おとといカラオケで歌うよりも、今日コンサートの前に是政まで多摩川を2時間かけて一周して走るより、相当苦労しているに違いない。その努力は計り知れないものだと思った。声はすばらしい。表現力、機械にかけたようにフェイドアウトする声、力強い高音は狂わずに安定していてやさしく腹で消化されていた。

1時間連続で人の前を歌ってお客さんを楽しませるのも大変なものだろう。
聞く人も飽きている人もいるかもしれない。実は僕もその一人だった。
伴奏はカラオケで流しており、同じような歌が集中する。

やはり終わりかと人(僕がだけど)が思ったときに終わったほうがいい。引きずらないほうがいいと思う。長い〜と思わせてはせっかくのコンサートが台無しのような気がする。曲は3,4曲ぐらい歌えば余韻が残って良いと思った。そういうのは僕自身、自分の歌に自信がないからなのかもしれない。